虐待は絶対に許さない
くすのき会では過去に、男性利用者(当時38歳)の方に対し、職員が虐待を行うという重大な事案が発生しました。職員による虐待という絶対に許されない事案を引き起こしましたことは、誠に遺憾であり、これを契機とし、痛切な反省と二度と同じ過ちを犯さないとの強い決意のもと、理事長を委員長に、理事・評議員をメンバーとする「人権・環境委員会」を、その下部組織として、各施設の管理者・サービス管理責任者をメンバーとした「人権・環境部会(虐待防止委員会・身体拘束適正化委員会を包含しています)」を設け、利用者様だけでなく、職員、その他法人に係わるすべての方々の人権を尊重し、安全かつ健全な職場環境を保持することを目的に運営しております。さらに様々な職員研修等を通じて、利用者様の人権擁護・虐待防止に努めております。
くすのき会の各施設には、全施設職員が「虐待は絶対に許さない」という強い気持ちを持って仕事に臨めるよう、職場で日々の啓発を続けることが大事であるとの思いから、法人施設利用者様に描いていただいた人権擁護、虐待防止ポスターを全施設に掲示しています。
私たち、社会福祉法人くすのき会の職員一同は、法人理念である「私たちは、知的に障害をもたれた方が人間としての尊厳を守られ、個人として大切にされ、共に生き、共に育つことができる地域社会の実現」を目標とする意思が揺らぐことなく、その実現に向けて邁進してまいります。